テストステロンの働き
テストステロンは睾丸から分泌され思春期から活発化します。思春期から陰毛が生えたり声変わりをしたりするのはこのためですね。そして20代後半からは段々と分泌量が減っていき、それに比例する形で精力も減退していきます。年齢とともに精力が減退するのはテストステロンが減っていってしまうからなんです。
ちなみにテストステロンの重要な役割の一つに筋肉の再生があります。運動などで筋肉を使うと一時的に細胞が壊れますが、実は復活する際にテストステロンを消費しています。そして消費されると体内ではもっとテストステロンを生み出さなければいけないということになり、テストステロンが増えます。
筋肉ムキムキの人は精力も強そうなイメージがありますが、実際に大量のテストステロンを生み出しているため精力は強いと言えます。筋肉量と精力はある程度比例していると言ってもいいかもしれませんね。
運動でテストステロンを増やす
筋肉には瞬発力のある太い筋肉と、持久力のある細い筋肉の2種類があります。テストステロンを増やすのに効果的なのは、太い方の速筋と言われる筋肉を鍛えることです。
速筋を鍛えるためには強い負荷で回数の少ないトレーニングをするのがコツです。30回腕立てするのではなく、重りを背負って10回が限界という負荷の腕立てをする。50回のスクワットをするのではなく、片足でゆっくり10回が限界のスクワットをするというイメージです。
ボディービルダーは速筋のみを鍛え上げますがが、実はトレーニング時間は1日に1時間ほどなんです。速筋を鍛えるためには長いトレーニングは必要ないんですね。
せっかく精力アップを目指すのであれば、マカエンペラーだけでなくこのようなトレーニングも取り入れてみてはいかがでしょうか。